正しいお墓作り

「お墓」は、一生に一度の大切な買い物。
特に、生きている間にお墓を買うと高い徳を積めるという話もあり、自分のためのお墓を買い求める方も少なくありません。
今はキャラクターものや楽器モチーフなど墓石にもいろいろなデザインがありますが、個性を出すのが理想的なお墓なのかと言われればそれは難しい部分です。
実際のところ、お墓の理想的な形というものはなく、それぞれのご家庭にゆだねられる部分でもあります。

お墓を盛大に建てる方がいらっしゃいますが、墓石そのものに重要性はありません。
むしろ耐震補強されている、バリアフリーで足の悪い方でも参拝しやすい、劣化しにくい強度の強い石を使っているなど、子孫に配慮したつくりのお墓の方が喜ばれることも事実です。

お墓というのは100年、200年とそのままにしておくものですから、自分以外の大勢の目にとまるものでもあります。
自分だけが良ければそれでいいというのではなく、きちんと数百年先の未来まで思い描いて購入しなければなりません。
雨風が多い所か、あるいは強い日差しが照りつける所なのか、建てる場所に応じて石材を選び、その土地に合わせる必要もあります。

最近では、個性豊かなデザインのお墓を造られるご家庭が多いようです。
自分らしく、他と張り合うことのない、オリジナリティを尊重したお墓は確かに魅力的です。
費用と相談しながらデザインを考え、石材、彫刻などにもこだわりを持って選ぶと、きっと満足行くお墓が建てられるはずです。

もしも、キャラクターモチーフなど独特なお墓を建てる場合は、自分の子孫も同じお墓に入るということを考えて、後から墓石を変更される可能性もあることを念頭に置いておきましょう。
また、お墓を建てても震災で倒壊したり、損壊するというリスクを考えて、あらかじめ土に埋め込むタイプの洋型墓石を注文される方もいらっしゃいます。
お墓が倒れて困るのは自分ではなく、自分の子供や孫など後に続く人達であることも考えておきましょう。