納骨堂付きのお墓がある

納骨堂とは、亡くなられた方のご遺骨を安置しておくための屋内施設のことです。
お墓と違うところは屋内か野外かという立地以外に、納骨堂が遺骨を預けておく、もしくは永代供養などで半永久的に安置しておくための場所ということです。
お墓は個々の人の遺骨を墓石の中に埋葬する場所ですので、納骨堂とは役割が根本的に違います。

永代供養にも使われるということで、最近では納骨堂はお墓の一種として認知されるようにもなりました。
もちろん、墓地を建設している間の「遺骨の一時預り所」としても機能していますので、どちらの用途にもお使いいただくことができます。
お墓は、100年、200年と非常に長い期間にわたって存続するものですが、自分に子供がいない場合や、子供が成人してからお墓を守れるかどうかという不安から、納骨堂で永代供養を申し込まれる方も増えてきています。

納骨堂の仕組みとしては、各人のご遺骨がロッカーのような場所に収められるかたちになっています。
もちろんお堂の中には仏様がお祀りされており、いつでも気軽に参拝ができるようになっています。
一般の公営、民営霊園にも納骨堂を備えた施設は多くありますから、お墓を建てるか、あるいは納骨堂に収めるか、どちらでもお好きな方を選ぶことが可能です。

納骨堂は一般的に屋内に位置しており、お墓が雨や風で風化する心配がありません。
費用もお墓に比べると安く、単身者や家族に参拝の手間をかけたくない方に多く選ばれているようです。
屋内ということでご遺族も気軽に参拝ができ、法事も合同供養など他のご家族とまとめて、安く行うことができるので、非常に理にかなった現代的なサービスとも考えられます。

納骨堂の注意点としては、お供え物などが気軽にできない、お花を持ちこんでも供える場所がないなどが挙げられます。
参拝施設はすべて共同の場所を使用しなければならないので、やっぱりお墓の方が自由に使えて良いというのであれば、お墓を検討されることをおすすめします。